カナダでの新生活、ワクワクしますよね！雄大な自然を満喫したり、都市での暮らしを楽しんだり、車があれば行動範囲がぐっと広がって、さらに充実した日々が送れます。でも、いざ車を手に入れようとすると、まず頭を悩ませるのが「自動車保険」じゃないでしょうか？私自身もカナダに来たばかりの頃、日本のシステムとの違いに戸惑って、「え、何これ、全然わからない！」と正直パニックになりました。プロビンスによってルールが全然違ったり、保険料の高さにびっくりしたり…。「一体どこから手をつければいいの？」って途方に暮れてしまう気持ち、よーく分かります。特に最近では、保険料が高騰しているなんて話もよく聞きますし、しっかり情報を集めて賢く選ぶことが、ますます重要になっていますよね。複雑に感じるかもしれませんが、この記事を読めばカナダの自動車保険の「これだけは知っておくべき！」というポイントがスッキリと理解できますよ。それでは、カナダの自動車保険の必須情報をしっかりお伝えしますね！
州によってこんなに違う！カナダの自動車保険の基本
公営と民営、どっちの州に住んでる？
カナダに来てまず驚くのが、州ごとに自動車保険の仕組みが全く違うことですよね！私も最初は「え、なんで統一されてないの！？」って混乱しちゃいました。大きく分けると、ブリティッシュコロンビア州（BC州）やマニトバ州、サスカチュワン州、ケベック州の一部のように、政府が運営する公営の保険会社しかない州と、オンタリオ州やアルバータ州、その他東海岸の州のように、たくさんの民間保険会社の中から自分で選べる州があるんです。公営の州だと、保険料や補償内容は政府が決めるから、選択肢は限られちゃうけど、安定感はありますよね。一方、民間保険の州は、競争原理が働くからいろんな会社を比較検討できるメリットがある反面、どこを選べばいいか迷ってしまうデメリットも。私が住んでいた州は民間保険だったので、もう、どこがいいのかわからなくて、友達に聞いたり、片っ端からウェブサイトを見たりして、結構大変な思いをしました。自分の住む州のシステムを最初に理解することが、カナダでの賢いカーライフの第一歩ですよ。
なぜこんなにルールが違うの？その背景を知ろう
「なんでこんなに州によって違うんだろう？」って、素朴な疑問が湧きませんか？私も最初はそう思いました。これは、カナダが連邦制の国で、州政府に大きな自治権が与えられているからなんです。自動車保険もその一つで、各州がそれぞれの地域の実情に合わせて制度を設計しているんですね。例えば、BC州のように人口密度が高く、交通量も多い地域では、事故のリスクを考慮した独自の補償体系が必要になりますし、サスカチュワン州のような広大な地域では、また違ったニーズがあるわけです。それぞれの州が抱える課題や歴史的背景、政治的な判断なんかも絡み合って、現在の形になっているんです。これを理解すると、ただルールが違うと嘆くのではなく、「なるほど、そういうことか！」って納得できるようになりますよ。日本の感覚だとちょっと不思議に感じるかもしれないけれど、これがカナダの多様性なんですね。だからこそ、自分の住む州のルールをしっかり把握することが本当に大切になります。
これだけは押さえておきたい！加入必須の基本補償と任意補償
事故を起こしたら大変！対人・対物賠償責任保険はマスト
自動車保険って、本当にたくさんの種類があって、何が必須で何がそうじゃないのか、最初はチンプンカンプンでした。でも、これだけは絶対に覚えておいてほしいのが「対人・対物賠償責任保険 (Third-Party Liability Insurance)」です。これは、もしあなたが事故を起こしてしまった時に、相手の車や物に損害を与えたり、相手の人を怪我させてしまったりした場合に、その損害賠償を肩代わりしてくれる保険のこと。カナダでは、この対人・対物賠償責任保険への加入が法律で義務付けられているんです。私も最初は最低補償額でいいかな、なんて安易に考えていた時期もあったのですが、カナダでの賠償額って想像以上に高額になることがあると知って、本当にゾッとしました。数百万ドルという賠償命令が出ることも珍しくないんですって。だから、もしものことを考えると、最低限の補償額だけでなく、少し手厚い補償に入っておくのが安心だと心から思います。この保険に入っていなければ、最悪の場合、自己破産に追い込まれる可能性だってあるんですから、ここはケチらずしっかり検討してくださいね。
自分と愛車を守るための追加補償あれこれ
基本の対人・対物賠償責任保険だけでは、実はカバーしきれない部分がたくさんあるんです。例えば、自分の車が事故で壊れてしまった時や、盗難に遭ってしまった時、自分自身が怪我をしてしまった時など、まさかの事態に備えるための「任意補償 (Optional Coverage)」というものが存在します。私が特におすすめしたいのは、「衝突損害補償 (Collision Coverage)」と「包括的損害補償 (Comprehensive Coverage)」ですね。衝突損害補償は、事故で自分の車が壊れた時に修理費用をカバーしてくれるもの。包括的損害補償は、盗難や火災、いたずら、自然災害など、衝突以外の様々な理由で車が損害を受けた時に役立ちます。私も一度、駐車中に隣の車にぶつけられてバンパーがへこんだことがあったんですが、この包括的損害補償に入っていたおかげで、修理費用を心配せずに済みました。本当に「入っておいて良かった！」って心の底から思いましたよ。他にも、レンタカー費用補償やロードサービスなど、自分のライフスタイルや予算に合わせて、必要な補償を選ぶことが大切です。
| 補償の種類 | 内容 | 必須/任意 |
|---|---|---|
| 対人・対物賠償責任保険 (Third-Party Liability) | 事故で相手に与えた損害（人身・物損）を補償 | 必須 |
| 衝突損害補償 (Collision Coverage) | 自分の車が事故で破損した場合の修理・交換費用を補償 | 任意 |
| 包括的損害補償 (Comprehensive Coverage) | 盗難、火災、 vandalism（いたずら）、自然災害など、衝突以外の損害を補償 | 任意 |
| 無保険・低保険ドライバー補償 (Uninsured/Underinsured Motorist) | 相手が無保険または十分な保険に入っていない場合、自分の損害を補償 | 一部の州で必須/任意 |
| 人身傷害補償 (Accident Benefits) | 事故で自分や同乗者が負傷した場合の医療費や所得補償 | 州によって必須/任意 |
保険料がぐんと安くなる？賢く割引を活用する裏技
知らなきゃ損！割引の種類を徹底解説
カナダの自動車保険料って、正直「高い！」と感じることが多いですよね。私も毎月の支払額を見るたびにため息をついていました。でも、実は知られざる割引制度がたくさんあって、それを上手に活用すれば、かなり保険料を抑えられるんです。例えば、「複数保険割引 (Multi-Policy Discount)」は、自動車保険と住宅保険など、複数の保険を同じ会社で契約すると適用される割引です。あとは、「無事故割引 (Claim-Free Discount)」や「卒業生割引 (Alumni Discount)」、「新車割引 (New Car Discount)」なんていうものもあります。特に私がびっくりしたのは、「冬用タイヤ割引 (Winter Tire Discount)」ですね。冬の間、指定された期間に冬用タイヤを装着していると割引になるんですよ。これは、冬の厳しいカナダならではの割引で、安全性への意識が高いカナダらしいなと感じました。保険会社によって割引の種類や条件は様々なので、見積もりを取る際には「他にどんな割引がありますか？」と必ず尋ねてみてください。自分から積極的に情報を引き出すことが、節約への第一歩です。
私が実践した保険料節約術
私もカナダに来たばかりの頃は、右も左もわからず、言われるがままに保険に入っていました。でも、何年か経ってカナダのシステムに慣れてきてからは、どうにかして保険料を安くできないものかと色々と試行錯誤しました。その中で特に効果があったのが、「安全運転データ追跡プログラム (Telematics Program)」の活用です。これは、自分の運転状況（急ブレーキや急加速の有無、走行距離など）をデバイスで記録・送信することで、安全運転をしていれば割引を受けられるというもの。私も最初は「監視されてるみたいで嫌だな」って少し抵抗があったんですけど、実際に使ってみたら、自分の運転の癖がデータで可視化されて、より安全運転を意識するようになりました。結果的に保険料も下がったので、本当にやって良かったと思います。あとは、毎年必ず複数の保険会社から見積もりを取り直すこと！同じ補償内容でも、会社によって保険料が全然違うことがあるんです。少し手間はかかりますが、このひと手間が年間で数万円の節約になることもザラなので、ぜひ試してみてください。
保険会社選びで失敗しないためのポイントと私の体験談
複数見積もりは鉄則！比較サイトの活用法
カナダで自動車保険を選ぶ上で、一番大切なのが「複数見積もりを取る」ことです。これはもう鉄則と言っても過言ではありません。私も最初は面倒くさがって、最初に調べた会社で決めちゃおうかな、なんて甘い考えを持っていたんですが、友人に「絶対に何社か比較した方がいいよ！」と強く勧められて、渋々いくつか見積もりを取ってみたんです。そしたら、同じ補償内容なのに年間で数百ドルも差が出ることがあって、本当に驚きました。あの時、友人のアドバイスを聞いていなかったら、どれだけ損をしていたことか…！カナダには、Rates.ca や LowestRates.ca のように、複数の保険会社の見積もりを一括で比較できる便利なウェブサイトがたくさんあります。これらのサイトを上手に活用すれば、自宅にいながらにして、一番お得な保険を見つけることができるんですよ。ただし、比較サイトで出てきた金額はあくまで概算なので、最終的には気になる保険会社に直接連絡を取って、正確な見積もりを取るようにしてくださいね。
口コミや評判、カスタマーサービスも超重要！
保険料の安さだけで選んでしまうと、後で後悔することもあるかもしれません。私が保険会社を選ぶ際に重視したのは、保険料だけでなく、「カスタマーサービスの質」と「会社の評判」でした。なぜなら、万が一事故が起きてしまった時に、親身になってサポートしてくれるかどうかで、その後の精神的な負担が大きく変わってくるからです。私は一度、軽い接触事故を起こしてしまった時に、加入していた保険会社のカスタマーサービスが本当に素晴らしかった経験があります。夜遅くの事故だったにも関わらず、すぐに電話に出てくれて、今後の手続きについてとても丁寧に説明してくれたんです。あの時、パニック状態だった私にとって、その対応は本当に心強かった。だから、実際にその保険会社を利用している人の口コミやオンラインでの評判をチェックしたり、可能であれば直接電話してみて、どんな雰囲気で対応してくれるかを確認するのも良い方法だと思います。価格だけでなく、いざという時のサポート体制もしっかり考慮して選んでくださいね。
もしもの時も安心！事故を起こした時の対処法と保険金請求
パニックにならないで！事故発生時の初期対応ステップ
「まさか自分が事故に遭うなんて！」誰もがそう思いますよね。でも、残念ながらカナダで車を運転していれば、どんなに注意していても事故に巻き込まれる可能性はゼロではありません。私も一度、後ろから軽く追突されたことがあって、その時は本当に心臓がバクバクでパニックになりかけました。でも、冷静に対処すれば大丈夫！事故が起きてしまったら、まず第一に「安全確保」です。可能であれば、ハザードランプを点けて路肩などの安全な場所に車を移動させましょう。次に、怪我人がいないか確認し、必要であれば救急車（911）を呼びます。そして、警察にも連絡してください。特に人身事故や損害が大きい場合は、警察の報告書が後々の保険金請求で非常に重要になります。相手の運転手の名前、連絡先、免許証番号、車両情報（ナンバープレート、車種、年式など）、そして相手の保険会社名と保険証券番号も必ず控えておきましょう。私はスマホで写真を撮りまくりました。事故現場の状況、車の損傷、相手の車のナンバープレートなど、証拠となるものは何でも写真に収めておくと、後々役立ちますよ。
保険会社への連絡から保険金が下りるまで
事故現場での対応が終わったら、できるだけ早く自分の保険会社に連絡することが大切です。保険会社に事故の状況を報告し、保険金請求の手続きを開始します。私も事故後すぐに保険会社に電話を入れました。担当者の方がとても丁寧に今後の流れを説明してくれたので、少し落ち着くことができました。保険会社からは、事故の詳細に関する書類の提出を求められたり、車の損傷状況を確認するために指定された修理工場での査定を指示されることもあります。場合によっては、加害者側の保険会社との交渉も発生しますが、基本的には自分の保険会社が間に入って進めてくれるので安心してください。そして、無事に審査が通れば、修理費用や医療費などの保険金が支払われることになります。このプロセスは、事故の状況や保険会社によってかかる期間は様々ですが、数週間から数ヶ月かかることも珍しくありません。だからこそ、保険会社との連絡は密に取り、不明な点があればすぐに質問して、積極的に情報収集することがスムーズな解決に繋がります。
カナダで運転歴を積んで保険料を賢く下げる方法
日本での運転歴は活かせる？国際免許の落とし穴
カナダに来る前に日本で長年運転していた方は、「日本の運転歴が活かせるはず！」と思いますよね。私もそうでした。確かに、日本の運転免許証や国際運転免許証はカナダでの運転に役立ちますが、そのまま日本の無事故歴がカナダの自動車保険の割引に直結するわけではない場合が多いんです。これが意外な落とし穴で、私も最初に保険会社に問い合わせた時に「え、そうなの！？」とがっかりした記憶があります。多くの保険会社では、カナダ国内での運転歴を重視する傾向があります。ただ、一部の保険会社では、日本の保険会社が発行する「無事故証明書（Driver’s AbstractやClaim History）」を提出することで、過去の運転歴を考慮してくれるケースもあります。なので、日本の保険会社に問い合わせて、英語で書かれた無事故証明書を発行してもらい、カナダの保険会社に提出してみる価値は十分にありますよ。諦めずに、まずは聞いてみることが大切です！
無事故で運転、地道に保険料を安くするコツ
結局のところ、カナダで保険料を安くする一番確実で地道な方法は、「無事故で運転し続けること」です。これは本当に効果絶大！カナダの保険会社は、ドライバーの運転歴、特にカナダ国内での無事故歴を非常に重視します。無事故期間が長ければ長いほど、保険料は年々下がっていく傾向にあります。私もカナダに来て数年が経ち、無事故期間が延びるにつれて、最初に支払っていた保険料よりもかなり安くなったことを実感しています。もちろん、割引制度を最大限活用することも大切ですが、一番の基本は安全運転を心がけること。交通ルールをしっかり守り、余裕を持った運転をすることで、事故のリスクを減らし、結果的に保険料を節約できるんです。安全運転は自分自身や同乗者、そして他のドライバーの命を守ることにも繋がるので、一石二鳥ですよね。地道な努力が必ず報われると信じて、これからも安全運転を続けていきたいと思っています。
オンラインツールを使いこなして見積もり比較の達人に！
カナダの比較サイトってどんな感じ？
「どこの保険会社がいいのか、いちいち各社のサイトを調べて見積もり取るのは面倒…」そんな風に思っているあなたに朗報です！カナダには、自動車保険の見積もりを一括で比較できる便利なオンラインツールがたくさんあります。日本でいう「価格.com」のようなもので、いくつかの情報を入力するだけで、複数の保険会社からの見積もりを一度にチェックできるんです。Rates.caやLowestRates.caなどが有名で、私も実際に何度か利用しました。これらのサイトのすごいところは、本当に短時間でたくさんの選択肢を提示してくれる点ですね。入力する情報も、運転免許証の情報や車の年式・モデル、走行距離、そして過去の事故歴など、基本的なものがほとんど。サイトによっては、希望する補償内容を選んで、その条件に合った見積もりを絞り込むことも可能です。ただし、これらのサイトで表示される金額はあくまで目安なので、最終的な契約前には必ず希望の保険会社に直接連絡して、詳細な条件や正確な保険料を確認してくださいね。
見積もり時にはここをチェック！賢い比較のポイント
オンラインで複数社の見積もりを比較する際、ただ金額の安さだけで選んでしまうのはちょっと待って！賢く選ぶためには、いくつか注意すべきポイントがあります。まず、「補償内容が同じかどうか」をしっかり確認すること。A社ではオプションになっているものが、B社では基本補償に含まれている、なんてこともよくあります。同じ補償内容で比較しないと、本当に安いのかどうかの判断ができませんよね。次に、「免責金額 (Deductible)」です。これは、事故が起きた際に自己負担する金額のことで、この金額が高いほど月々の保険料は安くなりますが、いざという時の出費は大きくなります。自分の予算やリスク許容度に合わせて選びましょう。そして、もう一つ大事なのが「各保険会社のレビューや評判」です。オンラインツールだけではわからない、実際のカスタマーサービスの質や保険金請求のしやすさなども、ぜひ調べてみてください。安さだけでなく、いざという時に頼りになるかどうか、トータルで判断することが、後悔しない保険選びに繋がります。
カナダの自動車保険、本当に複雑で、最初は私も頭を抱えました。州によってシステムが全く違うし、補償内容も多岐にわたるから、「一体どこから手をつければいいの？」って途方に暮れた経験、皆さんにもあるんじゃないでしょうか。でも、この記事をここまで読んでくださった皆さんは、もう大丈夫！カナダでの賢いカーライフを送るための大切な知識をしっかりと身につけたはずです。公営か民営かの違いから、加入必須の基本補償、さらには見落としがちな割引活用術、そしてまさかの時の事故対応まで、知っていると知らないとでは、心のゆとりも経済的な負担も大きく変わってきます。今日得た知識と私の実体験が、皆さんのカナダでの運転をより快適で安心なものにする一助となれば、私にとってこれ以上の喜びはありません。ぜひ、これらの情報を活用して、カナダの素晴らしい道を自信を持ってドライブしてくださいね！
알아두면 쓸모 있는 정보
1. カナダの自動車保険は、まずお住まいの州が「政府運営の公営保険」なのか、「複数の民間保険会社から選べる民営保険」なのかを最初に必ず確認しましょう。この違いが、補償内容や保険料の選択肢に大きく影響するため、カナダの自動車保険の全てを理解する上での最も重要な第一歩となります。
2. 日本で取得した運転免許証やこれまでの無事故歴は、カナダの保険料を決定する上で考慮されないこともありますが、一部の良心的な保険会社では「日本の保険会社が発行する無事故証明書（Driver’s AbstractやClaim History）」を提出することで、運転歴として評価してくれるケースがあります。渡航前に英語での証明書を取得しておくと良いでしょう。
3. 意外と知られていないけれど効果的なのが、安全運転データ追跡プログラム（Telematics Program）です。これは、専用デバイスで運転状況を記録し、安全運転をすることで割引が適用される制度で、私もこれで保険料を削減できました。自分の運転習慣を見直す良い機会にもなるので、ぜひ検討してみてください。
4. 自動車保険の契約は、一度決めたらそのままにせず、毎年必ず複数の保険会社から見積もりを取り直す習慣をつけましょう。同じ補償内容でも、会社や時期によって保険料が大きく異なることは珍しくありません。このひと手間が、年間で数万円もの節約に繋がることもありますよ。
5. 保険料の安さだけで保険会社を選んでしまうのは危険です。万が一の事故の際に頼りになる「カスタマーサービスの質」や「事故対応の迅速さ」、そして「会社の評判」も非常に重要です。実際にその保険会社を利用している人の口コミやレビューを参考にし、総合的に判断して選ぶようにしましょう。
重要事項整理
カナダでの自動車保険は、その複雑さゆえに「難しい」と感じるかもしれませんが、今回の記事でご紹介したポイントを押さえれば、決して恐れることはありません。まず、お住まいの州が公営システムか民営システムかを把握し、その上で対人・対物賠償責任保険が必須であることをしっかりと理解しましょう。そして、万が一の事態に備えて、衝突損害補償や包括的損害補償といった任意補償の中から、ご自身のニーズに合ったものを選ぶことが賢明です。また、保険料を安くするためには、利用できる割引制度を徹底的に調べ、積極的に活用すること、そして何よりも安全運転を心がけて無事故歴を積み重ねることが最も重要です。私自身も経験したように、複数の保険会社から見積もりを取り、価格だけでなくサービス品質も考慮して選ぶことが、後悔しないための秘訣です。事故が発生した際には、冷静に初期対応を行い、速やかに保険会社に連絡することで、その後の手続きをスムーズに進めることができます。これらの知識が、皆さんのカナダでの安心・安全なカーライフの一助となれば嬉しいです。
よくある質問 (FAQ) 📖
質問: 日本での運転歴は、カナダの自動車保険にどう影響しますか？日本の無事故歴って、カナダでは認めてもらえるんでしょうか？
回答: カナダに来てまず「え、保険料こんなに高いの！？」ってびっくりする方、本当に多いですよね。私も最初、日本の運転歴は全く考慮されないと思って途方に暮れたんです。でもね、安心してください！日本の運転歴、ちゃんとカナダの保険会社に認めてもらえる可能性がありますよ。ただし、州によってシステムが少し違うのがややこしいところ。例えば、オンタリオ州やアルバータ州のように民間の保険会社が競争している州では、過去の運転歴や無事故歴が保険料に大きく影響します。一方で、ブリティッシュコロンビア州やマニトバ州、サスカチュワン州のように公営の保険制度がある州では、手続きが少し異なりますが、やっぱり日本の無事故歴は考慮されることが多いんです。一番大事なのは、日本で「運転記録証明書（Driver’s Abstract）」や「保険会社からの無事故証明書（Insurance History Letter）」といった書類を英語で準備していくこと！これがないと、カナダでは「運転経験ゼロ」とみなされて、とんでもなく高い保険料を提示されることが多いんです。私がカナダで経験したことなんだけど、実際にこの書類を提出したら、最初の見積もりからグッと保険料が下がって、「これぞ！」って納得できる金額になったんですよ。だから、カナダに来る前にぜひ準備しておいてくださいね。これは本当に大きな節約術になりますから！
質問: カナダの自動車保険、やっぱり高いですよね。少しでも保険料を抑えるための具体的なコツってありますか？
回答: カナダの自動車保険は本当に家計を圧迫しますよね。私も最初、提示された保険料を見てひっくり返りそうになりました（笑）。でも、諦めずに何社か見積もりを取ったり、色々な割引を聞いてみたりしたら、想像以上に安くなったんです！まず一番のコツは、とにかく複数の保険会社から見積もりを取ること。同じ補償内容でも会社によって料金が全然違うんですよ。オンラインで一括見積もりをしてくれるサイトもありますし、直接何社かブローカー（保険代理店）に相談してみるのもおすすめです。ブローカーさんは、私たちに代わって色々な保険会社を比較して、一番お得なプランを探してくれる強い味方ですからね。それから、意外と知られていないけれど、色々な割引があるんです！例えば、冬用タイヤを装着していると割引になったり、自宅と車の保険を同じ会社でまとめると割引（バンドル割引）が適用されたりします。学生さんなら成績が良いと割引になる「Good Student Discount」なんていうのもありますし、自動車保険のオンラインコースを修了すると安くなる場合も。もし可能なら、新車ではなく少し年式の古い、盗難されにくい車種を選ぶのもポイント。あとは、免責金額（Deductible）を高く設定すると月々の保険料は下がりますが、事故があった時に自分で支払う金額が増えるので、そのバランスを考えるのも大事ですよ。私も、最初はちょっと怖かったけど、免責金額を少し上げることでかなり保険料を抑えられました。でも、これはご自身の経済状況と相談しながら決めてくださいね！
質問: カナダの自動車保険って、補償の種類がたくさんあって、どれを選べばいいか迷っちゃいます。最低限必要なものと、これは入っておいた方がいいよ！っていうおすすめの補償があれば教えてください！
回答: 本当にそうですよね！日本の保険と名称も違うし、何が何やらって感じになっちゃいますよね。私も最初は「とりあえず安く！」って思って最低限にしたんだけど、実際に運転してみると「もしもの時」が頭をよぎるんですよね。やっぱり安心を買うという意味でも、ある程度の補償はあった方がいいって、身をもって感じました。カナダで運転する上で「これだけは絶対に入っておかないといけない！」のが、「賠償責任保険（Third-Party Liability Coverage）」です。これは、万が一あなたが事故を起こして相手の車や物に損害を与えたり、相手の人にケガを負わせてしまったりした時に、その損害をカバーしてくれる保険なんです。ほとんどの州で最低$20万〜$50万ドルの加入が義務付けられていますが、カナダの医療費や物損修理費は驚くほど高いので、できれば$100万〜$200万ドルくらいの補償額にしておくと安心感が全然違いますよ。私も$100万ドルで加入していて、これだけでもかなり気持ちが楽です。そして、「これは入っておいた方がいい！」と私が心からおすすめするのは、「傷害保険（Accident Benefits Coverage）」「衝突補償（Collision Coverage）」「包括補償（Comprehensive Coverage）」の3つです。
「傷害保険」は、事故であなたがケガをしてしまった時、治療費や収入の補償をしてくれるもの。カナダの医療制度は素晴らしいけれど、それでもカバーされない部分もあるので、これは絶対に必要です。
「衝突補償」は、あなたが事故を起こして自分の車が損傷してしまった時に、修理費用をカバーしてくれる保険。もしローンを組んで車を買っているなら、これは必須ですね。
「包括補償」は、盗難や火災、いたずら、動物との衝突など、運転中の事故以外の理由で車が損傷した場合にカバーしてくれるものです。カナダは広大で動物との遭遇も少なくないので、これがあると本当に助かりますよ。最初は出費が気になるかもしれませんが、これらの補償があれば、もしもの時も冷静に対応できます。私の周りでも、これらの補償に助けられた話をたくさん聞きますから、ぜひ検討してみてくださいね！
